義母「友だちの嫁は～」「友だちの孫は～」何でも【我が家と比較してくる義母】に、華麗に反撃！

姑「友だちの孫は名門校に合格したのに！」

A子は、姑の見栄っ張り行動に付き合うことはありませんでした。
姑から「友だちは息子夫婦から高級ブランドのバッグをプレゼントをされたのよ」と、高額なプレゼントをねだられても、「そうですか～。裕福な息子夫婦さんで羨ましいですね！」と無視。
「友だちは息子夫婦と同居して、『老後は安泰だ』って自慢してくるの」と同居を求められても、「お義母さんたち、まだまだお元気ですから！ 同居の必要はないですよ」とかわします。

まともに相手をすると厄介なので、さらっと流していましたが、子どもを見栄を張るネタにしてくると、話は別です。
「友だちの孫は名門の幼稚園に合格したのよ。うちはどうするの？」
この姑の言葉に、ついに我慢の限界に達したA子。
『このまま放置すると子どもに悪影響を及ぼす』と判断し、対応を変えることにしたのです。

見栄っ張りな姑に、ミラー攻撃

A子は姑に『ミラー攻撃』を仕掛けることにしました。
高額な誕生日プレゼントを要求されると「友だちは結婚記念日にお義母さんから家族旅行をプレゼントしてもらったそうですよ。いいなぁ」と、ため息をついたのです。
また、同居を迫られると「うちは土地も建築費用もないですしねぇ。同居をしている友人は、義両親から『同居してくれるだけでありがたい』って言われて、全額負担で二世帯住宅を建ててもらったらしいですよ。生活費も多くもらっているから、友人も感謝しているみたいです」とニコニコ。

A子は友だちと比較して、姑に反撃したのです。

見栄っ張りな姑に喝！

姑が「友だちの嫁は高学歴。教育熱心で、子どもは名門幼稚園に合格したのよ」と子どもの教育に口出しをしてきたときも、同じように言い返しました。

「友だちのお姑さんは、『昔勉強できなかったから』って、今大学に通っているんですって。素晴らしいですよね。学習意欲に年齢は関係ありませんよ。教育に興味があるなら、お義母さんもどうです？ 『高学歴な祖母』になりません？」

そう言って迫ると、姑は「いや、私は別に……」と、まともに反論することができませんでした。
人には高い要求をするのに、自分は何も努力をしないので、当たり前ですよね。

見栄を張りたいなら、せめて自分のことでしてほしいもの。
姑はやっと、人と比べられるしんどさが理解できたようで、見栄っ張りはトーンダウンしたそうです。

【体験者：30代女性・会社員、回答時期：2023年4月】

※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

ltnライター：江田愉子
団体職員を経て、ライターに転身。男性が管理職、女性多数が一般職の職場にて、女性と仕事、男女平等参画に関する様々な理想と現実に直面し、それを記事にすることを志す。以来、組織に所属する女性を中心にヒアリングを重ね、女性が生きやすい社会生活に関するコラムを執筆中。