人間関係において、相性はもちろん存在します。会話をしている時点で違和感を覚えた経験をお持ちの方もいることでしょう。
だからといって、「合わない」と感じた相手に対して自分勝手で失礼な行動を取っていい訳ではありません。
今回は、筆者がお見合いの席で経験した仰天エピソードをご紹介しますね!

呆気なく終わったお見合い

自己紹介した後、お茶を飲みながらお互いの趣味などを質問し合うのがお見合いの流れなのですが、お見合い相手は5分も経たないうちにコーヒーを全部飲み干してしまいました。
そしてコーヒーを飲み終わるや否や、お見合い相手は私に向かって、こう言い放ちます。

「すみませんが、これで解散としましょう。あなたと私は絶対に合わないと思います。結婚相談所のプロフィールで見ていた印象とあなたって、大きくかけ離れているので本当にガッカリです」
お見合い相手の言葉に絶句しながらも、私は「分かりました」と言って、相手と一緒に席を立ちました。
こうして、会って10分も経たないうちに私達のお見合いは終了となったのです。

他の女性会員からもクレーム連続!

「お見合いはどうでしたか?」と担当カウンセラーから電話で聞かれ、私は素直に何があったのか打ち明けました。
案の定、カウンセラーさんもお見合い相手の態度には驚愕です。
「それは失礼ですね......。どのような流れだったのか、お相手のカウンセラーさんにも連絡を入れておきますね」

今回の出来事には少なからずショックを受けていましたが、それでもカウンセラーさんが温かい言葉を掛けてくれたので、私も最終的に元気を取り戻せました。
また担当カウンセラーさんによると、そのお見合い相手の男性ですが、他の女性会員にも失礼な態度を取っていたようです。
そして最終的には、結婚相談所を強制退会させられてしまったとのこと。

確かに、お見合いの際に「イメージと異なる」とガッカリすることもあるかもしれません。
それでも良縁に恵まれたければ、日頃から人との出会いを大事にし、言動にも配慮する必要性があるでしょうね。

【体験者:30代・筆者、回答時期:2024年9月】

※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

ltnライター:六条京子
ティネクトのエッセイコンテストで大賞を受賞したのをキッカケに、ライター活動開始。街コンや女子会に積極的に参加して、インタビュー対象を探す日々。Xでも「六条京子@Webライター(@akasinokata321)」として発信を行う。

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