「彼を離婚させてみせる！」有言実行 → 略奪婚！でも「冗談じゃない！」わずか3か月で離婚したワケ

セレブに憧れ略奪婚

私の知人女性Yは、20代後半のスタイル抜群な美女です。
彼女は持ち前の美貌で、一回り以上年上の既婚男性を射止め、不倫関係を結んでいました。
Y曰く、不倫相手には経済力があり、デートの度に煌びやかなデートプランを提供してくれるとのことです。

「昨日は高級フレンチに連れて行ってくれた後に、有名ブランドの新作ジュエリーをプレゼントしてくれたのよ！ こんなに素敵なデート、普通の男じゃ出来ないわよね！ ヨシ！ 私、絶対に彼を奥さんと離婚させてみせる！」
そう言ってYは言葉通り、不倫相手と略奪婚に踏み切るのでした。

セレブリティライフを送るハズが……

不倫相手との略奪婚に伴い、相手の奥さんに慰謝料を支払うこととなりましたが、それでもYは涼しい顔をして支払いに応じました。
「これから誰もが羨むセレブ妻になるんですもの。この位の慰謝料、なんてことないわ！」

ですがいざ結婚生活がスタートすると、そこで驚きの事実が発覚しました。
なんと略奪婚相手は、実は借金まみれだったのです。
今まではYの前で見栄を張りたいこともあり、借金しながら無理な出費を行っていたのでした。
これでは、とてもじゃないけどセレブライフを送るなんて無理でしょう。

思うように進まない婚活

「冗談じゃないわ！ これじゃ何の為にアンタと結婚したのか分からないじゃないの！」
そう言って怒るYに対し、略奪婚相手はオロオロしながら反論します。
「だって君は、俺の全てを愛してるから、どんな苦労も共にするって言っていたじゃないか！」
しかしYは険しい視線で、略奪婚相手にこう言い放ちました。
「そんなの、金がある前提に決まっているでしょ！」

こうして略奪婚相手に愛想を尽かしたYは、結婚3か月目にて離婚することになりました。
離婚後すぐに「今度こそハイスペ男性と」と言って婚活に明け暮れるYでしたが、不倫の末の略奪婚というスキャンダルが付きまとい、思うようには進んでいないようです。
ですがYのやったことがやったことですから、とてもじゃないけど同情は出来ませんね！

【体験者：30代・筆者、回答時期：2024年8月】

※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

ltnライター：六条京子
ティネクトのエッセイコンテストで大賞を受賞したのをキッカケに、ライター活動開始。街コンや女子会に積極的に参加して、インタビュー対象を探す日々。Xでも「六条京子@Webライター（@akasinokata321）」として発信を行う。