嫁姑トラブルというものは、漫画やドラマだけのお話ではありません。
筆者の知人A子さんは、まさかすぎるトラブルに開いた口が塞がりませんでした。
そんなA子さんの実体験をご紹介します。
画像: 嫁の前で、夫に【お見合いを勧める姑】にあ然!姑「この人の方が可愛いわね」→ 地獄の結婚生活だった

優しい夫と結婚して幸せ♡ →なんかストレスがヤバいんですけど!?

合コンで知り合った夫と意気投合し、なんと約半年でゴールインしたA子さん。
全てを包み込んでくれるかのような優しすぎる夫が大好きで、喧嘩の一つもしたことがありませんでした。
そんな夫とこれからもずっと一緒にいられると思うと、幸せそのものだったのですが……。

姑はそんな優しい夫と、まさに真逆の性格だったのです。

会う度に何かとA子さんに嫌味を言い、ため息をついてくる姑だけは本当に嫌で仕方がありませんでした。
さらに夫がトイレに行った隙などを狙って、
「妊娠はまだなのかしら!? いい加減早く孫を見せてほしいもんだわ!」
と、ネチネチと孫催促の発言ばかり。

夫には姑に言われたことをそのまま伝え、義実家に行きたくないということも話しました。
しかし夫は「母さんも悪気はないんだよ」などと、困った顔で宥めてくるだけだったのです。

私が見えてないの? 姑のあからさまな態度

そんな日が続いたある日、ついに事件は起こりました。
義実家へ呼び出されたので夫と行くと、リビングのテーブルに謎の書類が大量に置かれていました。
一体何かと不思議に思っていると、姑が「はい夫君はココに座って!」と、まるでA子さんが見えていないかのようでした。
仕方なく夫の横に座りましたが、いつもなら文句を言うはずの姑はニコニコの上機嫌なのです。
そして姑は、楽しそうに書類を開き始め、

「これだけあれば、1人くらい良い人がいるでしょう!?」

その書類を見て、A子さんは訳が分かりませんでした。
なんとそれは……!!

嘘でしょ!? 嫁の前でお見合いを勧める姑に唖然

姑が意気揚々と開き始めたのは、なんと大量のお見合い写真だったのです。

「この人とっても素敵ね! 良い企業にお勤めだわ」
「この人はあなたより年下で、早く子どもを産んで家庭を築きたいそうよ!」

A子さんのことは完全に無視している状態で、夫に見合い相手を勧めだしたのです。
流石に腹が立ったA子さんが姑に声をかけると、

「A子さんより、この人の方が可愛らしいわね!」

そう笑って言う姑に、言葉が出ませんでした。
そして肝心の夫は、なんと姑を止めることなく、苦笑いしているだけなのです。

もちろん帰宅してから夫と大喧嘩。
嫁がこんな目に遭っていて、守ろうとは思わないのか? そう泣きながら訴えましたが、

「母さんは昔からああいう人だから」
「母さんを納得させるために、一回形だけでもお見合いしたら終わるかも?」

そんなありえない事を言い出した夫に、ただただ涙が止まりませんでした。

結婚生活はたったの1年で終了。でも、これでよかったのかもしれない……

その後、お見合いは一切無かったことに出来ましたが、それが気に食わなかった姑からの嫌がらせはどんどん酷くなりました。
義父は最初から最後まで一切会話に入ってこず、「俺は知らないから」という態度を貫いています。
相変わらず夫は姑にニコニコしているだけで、A子さんを守ろうとはしてくれませんでした。

そんなA子さんは精神的に追い込まれてしまい、ついに離婚を決意する事態となってしまったのです。

姑はA子さんを嫌っていたので、喜んで離婚に賛同するかと思いきや……
「息子がアンタのせいでバツイチになった!!」「さっさと出ていけ、アンタは疫病神だ!!」などと言い、最後までA子さんを罵ってきたのでした。

離婚してしばらく誰ともお付き合いや結婚なんて考えられませんが、いつかまた素敵な人と巡り合えるかもしれません。
その時は結婚を早まらずに、必ずご両親がどんな人なのかも確認しよう、そう思ったA子さんだったのでした。

まとめ

酷い事を平気でする姑を許す事は出来ませんが、母親が大事なのはわかりますが、愛する妻が攻撃されているのを見て見ぬふりをする夫が一番ありえません。
大きな傷を癒すのには時間がかかると思いますが、また幸せな巡り合いがありますように。

【体験者:30代・OL、回答時期:2022年8月】

ltnライター:Yuki.K
飲み歩きが趣味の元キャバ嬢。そのキャリアで培った人間観察力でコラムを執筆中。すっと人の懐に入ることができる天然人たらしが武器。そのせいか、人から重い話を打ち明けられやすい。キャバクラ勤務後は、医療従事者として活躍していたが出産を機に退職。現在はこれまでの経験で得た人間関係を取材に生かし、主に女性の人生の機微を記事にするママライター。


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