健全なコミュニケーションを行う為には、お互いに歩み寄りの精神が大切ですよね。
ですが中には、相手の都合などお構いなしに、エゴを貫き通そうとするケースもあるので要注意です。そこで今回は、筆者の知人女性Aの体験談を紹介しましょう!

間に入る保育士さん

するとママ友は、保育園内で他の保護者や子どもの目もあるというのに、顔を真っ赤にしてワンワン泣き始めました。
「酷い! うちの娘だって、あなたの娘と仲良くしてあげてるのに! どうして私には、こんなに冷たいのよ!」

そんなママ友の大騒ぎぶりを目の当たりにして、2人の娘の担任である保育士さんが仲介に入ることとなりました。
そこでママ友の主張を一通り聞いた後、保育士さんはこのように言いました。

「お気持ちは分からなくもないですが、Aさんもお仕事で忙しいんです。なのでその事情も考えて、今後は誘うのを控えた方がよろしいかと思います」
てっきり保育士さんが同調してくれると思っていたママ友は呆気に取られながらも「フン! 誰がアンタとなんか2度と仲良くするもんですか!」と捨て台詞を吐いて去って行ったそうです。

こうしてAとママ友は、保育園内でも必要最低限の交流しか持たなくなりました。
話したいと思ってくれる気持ちは有難いですが、相手の状況も考えてもらいたかったですね。娘同士は相変わらず仲良しだというので、お互いにこの距離感を保持するのがベストでしょう。

【体験者:30代・女性主婦、回答時期:2024年8月】

※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

ltnライター:六条京子
ティネクトのエッセイコンテストで大賞を受賞したのをキッカケに、ライター活動開始。街コンや女子会に積極的に参加して、インタビュー対象を探す日々。Xでも「六条京子@Webライター(@akasinokata321)」として発信を行う。

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