価値観は人それぞれです。だからこそ、お互いを否定することなく、尊重する姿勢が必要と言えるでしょう。
もし、否定的な言葉ばかり投げかけてくる相手と遭遇したら、精神衛生的にも距離を置くのが良いかもしれません。
そこで今回は、筆者が母親と距離を置くに至ったエピソードをご紹介しますね!
画像: 実母「お前なんかを選ぶ男性は絶対にいないよ(笑)」【呪いの言葉】に傷ついた私が心に決めたこと

婚活に精を出す

「アラサーになったことだし、婚活するか~!」
長期間、恋人のいなかった私は1年ほど前、本格的に婚活をスタートしました。
とはいえ、どのように婚活すれば良いのか分からなかった為、まずは手探りで色んな物に手を出してみたのです。

婚活パーティーに積極的に参加する傍ら、マッチングアプリにも登録して、異性との出会いを求めますが、なかなか思うように行きません。
そんなある日、婚活パーティーの主催者である結婚相談所の男性から声を掛けられました。

結婚相談所に入会

「いつも弊社のパーティーにご参加いただき、誠にありがとうございます! もし宜しければ、うちの結婚相談所に入会しませんか?」
相談所の男性から詳しい説明を聞き、私は思い切って相談所に入会する運びに。
そしてそれを、母にも伝えました。

「思い切って、結婚相談所に入会したんだ! これで私も結婚出来るかも!」
喜んでくれるかもと期待して報告した私でしたが、母から返ってきた言葉は思いのほか冷淡です。

敢えて距離を置く

「フーン。でも、フリーランスでフラフラしているお前を選ぶ男性なんて、いるのかねぇ? オマケに実家暮らしで、容姿だって優れてる訳じゃないんだから。そんなところに登録しても無駄じゃない?」
母の言葉にショックを受けた私は、そのままキリの良いところで母との会話を切り上げました。

家事のほとんどは私が行い、食費として月2万円を入れていましたが、確かに母の言う通り、私は実家暮らしです。
ですが同時に、母の言動に傷ついていたのも確かです。
「この際、一人暮らしを始めて、母とは距離を置こう」
そう心に決めて、私は一人暮らしをスタートさせたのでした。

今では母とは疎遠になっていますが、婚活でご縁があった際には、相手を紹介したいと思っています。
なんだかんだ言って、世界に1人だけの母ですから。

【体験者:30代・筆者、回答時期:2024年8月】

※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

ltnライター:六条京子
ティネクトのエッセイコンテストで大賞を受賞したのをキッカケに、ライター活動開始。街コンや女子会に積極的に参加して、インタビュー対象を探す日々。Xでも「六条京子@Webライター(@akasinokata321)」として発信を行う。


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