結婚当初は気にしていなかった義両親との関係。しかし、年月が経つにつれ「跡取りを産め」というプレッシャーに限界が訪れます。さらに妹が義両親にとんでもない提案をして……!? 今回は、筆者の知人の驚愕エピソードをご紹介します。

突然、私の妹が声をあげました。

「何バカなことを言っているの?」

「だってお姉ちゃん昔から生理不順じゃん。私は健康体だし、問題なし!」

昔から私のものはなんでも欲しがった妹。夫と結婚した時も、うらやましそうな顔をしていたのに私は気づいていました。

「妹さんの方が若いしおキレイよね。いいんじゃない?」

妹の話を聞いた義両親はまんざらでもない様子でした。そして夫も「実は妹ちゃんのこと、前からかわいいと思ってたんだよ」と言うではありませんか。

「えーうれしい!」

妹は夫の言葉にキャッキャと喜びました。

ちなみに私たち姉妹の両親はすでに他界。「跡取りを残せるなら」と他の親戚たちは賛成も反対もしませんでした。

欲しがり妹のその後

それから夫は妹にのめり込み、二人で逢瀬を重ねるように。耐えられなくなった私は、自分から夫に離婚を切り出しました。

その後、妹は「お姉ちゃんごめんね」と言って夫と再婚。もちろん姉妹の縁は切りました。

風の噂で聞いたのですが、宣言通り子宝にも恵まれたとのこと。しかし、産まれたのは女の子だったことから「男を産めないなんてダメな嫁だ」と言われ、苦労しているそうです。

私はもう完全に吹っ切れたので、妹にはせいぜい名家の嫁の務めを頑張ってもらいたいです。

【体験者:30代・女性主婦、回答時期:2022年10月】

※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

ltnライター:花澤ひかる
主婦ライター。ママ友たちからの悩みを聞くうちに、この声を世に届けたいと、ブログなどで活動を開始し、現在はltnライターに転身。主婦目線を大事に、ママ世代へのフィールドワークと取材を行い、そのリアルな思いをコラムにすることをライフワークにする。

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