価値観は人それぞれです。だからこそ、お互いに尊重し合うことが望ましいですが、それが出来ない場合は思い切って距離を置くことも必要です。
そんな思いに強く駆られた、筆者の昔話エピソードを今回はご紹介しますね!
お恥ずかしいですが、お付き合い頂ければ幸いです!

ですがある日、母からこのようなことを言われました。
「お前も、もうさ。ライターなんてやっていたって意味ないんだから、正社員になれば? 弟と違って学の無い人間の書いた文章を読みたがる人間なんている訳ないから」

母なりに私のことを思って行ったアドバイスだったのかもしれません。
それでも「文章を書くことは私の生き甲斐」と思っていた私にとって、この言葉はショッキングでした。

今思えば、ある一種のキッカケ

「私もいい加減、独り立ちしないと」そう思った私は、なけなしの貯金を手に、それからすぐに家を出ました。
まさか私がそんなにすぐに行動に移すとは思っていなかったようで、両親も私の衝動的なアクションにビックリだったそうです。

それから安アパートに引っ越した私は、食べることもままならない環境下で、文字通り身を粉にして働き続けました。
そうしなければ、とてもじゃないけど生活出来なかったのです。
ですがそのお陰で何とか今、1人でライターを生業に生計を立てられるようになりました。

今でも母との間に確執はありますが、それもまた今を成形する為の大事なターニングポイントだったのだと今となっては思えます。

【体験者:30代・筆者、回答時期:2024年7月】

※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

ltnライター:六条京子
ティネクトのエッセイコンテストで大賞を受賞したのをキッカケに、ライター活動開始。街コンや女子会に積極的に参加して、インタビュー対象を探す日々。Xでも「六条京子@Webライター(@akasinokata321)」として発信を行う。

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