義実家との付き合いに悩む女性は少なくありません。義母や義妹など、女性同士の折り合いはとても難しいものです。結婚当初から義母と義妹は何かと筆者を目の敵にするようになったのですが……。意外な人物に助けられたエピソードをご紹介します。

思わぬ助け船

すると、2人の話を聞いていた義父がいきなり「それはそれぞれの家で考えることだろう!」と一喝。
これに義弟も「別に良いんじゃない? 家のことは女の人がやるべきなんて今さら古いし。俺だって家事は分担してるよ。」と言い返してくれたのです。

義父は続けて「Nが納得していれば、良いことだろう。お前たちがRちゃん(私)を悪く言うのはおかしいんじゃないのか?」と2人をけん制してくれました。

疎遠

これには義母と義妹もションボリ。
夫も「別に俺が文句あるわけじゃないんだから、母さんたちがグズグズ言うことじゃないだろう?」と加勢。
義弟も呆れたように「暇だよなぁ。人の悪口言う前に、することねぇのかよ。」と言ってくれたのです。

義母は昔から他人の悪口を言うことが多かったらしく、義父・夫・義弟はうんざりしていたとか……。
この一件以来、夫と義父は義妹と疎遠になり、私は夫から「もう母さんたちとは関わらなくて良いよ。いちいちうるさいのも嫌だろう?」と言ってもらえました。

何?

後日、何を思ったのか義母や義妹からメッセージをもらったのですが、読まずに消去したので、何が書かれていたのかはわかりません。

ただ心配してくれていただけかもしれませんが、夫に相談すると「ヤバいと思ったんだろう? 放っておけば良いよ。」と言ってくれたので、私もこれ以上あの人たちとお付き合いをするのは控えるつもりです。

義父や義弟という意外な救世主に助けてもらった時には、少し驚きましたが、常識的な人たちがいてくれて良かったと思っています。

【体験者:50代・筆者、回答時期:2024年9月】

※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

ltnライター:RIE.K
国文学科を卒業し、教員免許を取得後はOLをしていたが、自営業の父親の病気をきっかけにトラック運転手に転職。仕事柄多くの「ちょっと訳あり」な人の人生談に触れる。その後、結婚・出産・離婚。介護士として働く。さらにシングルマザーとして子供を養うために、ファーストフード店・ショットバー・弁当屋・レストラン・塾講師・コールセンターなど、さまざまなパート・アルバイトの経験あり。多彩な人生経験から、あらゆる土地、職場で経験したビックリ&おもしろエピソードが多くあり、これまでの友人や知人、さらにその知り合いなどの声を集め、コラムにする専業ライターに至る。

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