投資の世界には「損切り」という言葉があります。損失を減らすために手放す行為ですが、その考えを人間関係に持ち込んで縁切りを行う人もいるようです。今回は、専業主婦の妻を抱えるのは損だと「損切り」、つまり離婚を突きつけた夫のエピソードを知人から聞きました。

このことを知ったB男は惜しくなったのか、A子に復縁を求めました。
A子はこの申し出を「ありえない!」と、きっぱりと拒否したそうです。

損切りした後に値上がりすることは、投資では「あるある」です。
投資ならまた買い直して保有すればいいけれど、人間はそうはいきません。
B男は人間関係で損得勘定を働かせたことで、“人生の大損”をしてしまったのです。

【体験者:30代女性・会社員、回答時期:2024年7月】

※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

ltnライター:江田愉子
団体職員を経て、ライターに転身。男性が管理職、女性多数が一般職の職場にて、女性と仕事、男女平等参画に関する様々な理想と現実に直面し、それを記事にすることを志す。以来、組織に所属する女性を中心にヒアリングを重ね、女性が生きやすい社会生活に関するコラムを執筆中。

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