離婚と聞くと、いまだに後ろめたい印象を与えてしまいがちですが、思わぬ人からの後押しで前向きになれる場合もあるようです。今回は、筆者の知人Bさんの離婚にまつわるほっこりエピソードをご紹介します。
画像: 「離婚して、父親を奪っていいんだろうか」後ろめたさを感じていたが → 息子たちの言葉に「泣いた」

夫の度重なる浮気。離婚を決意

Bさんの夫は「バレなければいい」という傲慢な考えのもと、浮気を繰り返している人でした。その言葉とは裏腹に夫は怪しい行動を隠すのが下手だったので、Bさんにはバレバレでした。

浮気がバレていることを夫に話すと、最初は「つい出来心で!」とか「寂しくて......」とか、よくあるような言い訳を並べるばかり。Bさんは(子どももまだ小さいし)と夫の謝罪を聞いては許していました。そんなBさんの優しさをよそに浮気を繰り返す夫は、ある時「そうやって勘ぐるお前が悪いんだ!」と、逆ギレしながら言い返してくるようになったのです。
この言葉をキッカケに、Bさんは離婚を決意しました。

離婚のタイミングは、子どもたちが自立したとき

とはいえ、Bさんには3人の息子がいて、まだ小学生以下の年齢でした。この3人を女手一つで育てていくことは、専業主婦をしていたBさんには難しい選択です。子どもたちを育てる上で夫の存在は欠かせないと考え、離婚のタイミングは今ではないと判断しました。

離婚するなら子どもたちが自立した時、せめて三男が高校に入った時と心に決め、育児と家事に励みながら、Bさん自身も自立していくために密かに資格取得の勉強をし始めたのです。

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