出産は夫婦2人で助け合ってするもののはず。ですが、筆者の知人Aさんの夫は妊娠したAさんに対し「お前が産むんだからお前が金出せよ!」と出産にかかる費用を1円も出そうとしないケチっぷりを見せ、「この人の子を産んで大丈夫かな?」とAさんに思わせてしまいました。ケチモラ夫の最低な主張を覆すことができたのか、Aさんから話を聞きました。

義母からの一喝

その後、幸せなはずの妊婦生活を悶々とした気持ちを抱えながら暮らしていたAさん。ある日、Aさん宅に義母が遊びにきたときのこと。Aさんは義母に相談してみることにしました。

夫が妊娠にまつわるお金を出してくれる気がないことを伝えると、義母は激昂。すぐに夫を叱り飛ばしてくれました。

「お前の子どもを妊娠してお腹の中で大事に育ててくれているAさんに対してお金を出さないなんて、父親になる資格はない! そんな覚悟しかないなら父親になんてなるべきじゃない!」

ケチ夫が改心

普段穏やかな義母が激しい言葉で怒るのを見た夫。悪気はなかったのでしょうが、自分がどれほどひどいことを言っていたのか、ようやく気づけたようです。

Aさんに対しても「自分の考えが間違っていた」と誠心誠意謝ってくれ、出産に関する費用はすべて出すと言ってくれたのです。

「妊娠・出産ができるのは女性であるAだけ。僕にできるのはお金を出すことくらい」と言いながらケチらずお金を出してくれるようになりました。

出産費用を出さないと言われたときはどうなることかと思いましたが、考えを改めてくれてほっとしたAさんなのでした。

【体験者:30代・女性主婦、回答時期:2024年8月】

※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

ltnライター:安藤こげ茶
自身も離婚を経験しており、夫婦トラブルなどのネタは豊富。3児のママとして、子育てに奮闘しながらもネタ探しのためにインタビューをする日々。元銀行員の経験を活かして、金融記事を執筆することも。


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