「家事をするのは女」なんて昔の考えと思っていた筆者の知人A子さん。しかし、A子さんの義実家は「男子厨房に入るべからず」を令和の今も実践する古い考えの家でした。黙って義実家の方針に従えないA子さんは、義実家の体制を変えるべく言い返します。果たしてA子さんの言葉は古めかしい義実家に刺さるのでしょうか?! どうなったのかA子さんから話を聞きました。

おかしいものはおかしい! A子の反論

姑の言葉に怯みそうになったA子さんでしたが、どう考えてもおかしいので言い返すことにしました。

「男子厨房に入るべからずなんて何時代の話ですか? 令和にそんなこと言ってたら笑われちゃいますよ? ここではそういう方針だとしても我が家は男女平等なので、夫くんには手伝ってもらいます!」

はっきりと言い返したA子さんの声は家中に響き渡り、夫は食事の配膳をいそいそと手伝い始めました。すると、周囲の男性陣も足りなくなったお酒の補充など少しではありますが動き始めたのです。

女性陣からも「よく言ってくれたわね。ありがとう」と声をかけてもらったA子さん。姑は不満顔でしたが言いたいことが言えてスッキリしました。

助け合って生きていきたい

義実家から帰る道中、夫はA子さんに謝ってきました。

「あれが普通だと思ってたからA子にばっかり働かせてごめんなさい。俺が気づいて率先して手伝うべきだったよ」

夫の言葉を聞いてA子さんは、義実家の古い考えを根本から変えるのは難しいかもしれないけれど、この人とならこれからも助け合って生きていけそうだと思ったそうですよ。

姑にも悪気はないのでしょうが、義実家の考えが受け入れられないときにどうするか? は難しい問題です。自分の意見があるのならしっかり伝えてみてもいいのかもしれませんね。

【体験者:30代・女性主婦、回答時期:2024年8月】

※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

ltnライター:安藤こげ茶
自身も離婚を経験しており、夫婦トラブルなどのネタは豊富。3児のママとして、子育てに奮闘しながらもネタ探しのためにインタビューをする日々。元銀行員の経験を活かして、金融記事を執筆することも。

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