コロナ禍以降、飲食店のテイクアウトや宅配が増えてとても便利になりました。しかし提供する側のお店はオペレーションが増えたために教えることも増えて、社員教育が追い付かないこともあるようです。今回はそんなテイクアウトに関するトラブルを経験した筆者の知人、Aさんのお話です。

「うわ、めっちゃ冷めてる」
家に帰ったAさんが友人たちと袋を開けてみると、ピザのチーズは冷めてゴムのように固まって、パスタも麵同士がくっついて団子のようになっていました。
「やっぱ渡すの忘れられてたんじゃん!」
いきさつを話すと友人の1人が腹を立て、すぐ店に電話をかけてくれました。

「おたくのお店でテイクアウトを頼んだら、20分レジで待たされて、謝罪もなく冷めた商品を渡されたんですが?」
どうやら電話に出たのは店長さんらしく、すぐに「新人バイトがお渡しを忘れていました、大変申し訳ございません」と丁寧な謝罪と共にあたたかい商品を持ってきてくれたとのことです。

混雑していて忘れてしまうのは誰にでもあることですが、せめて待たせたことを謝罪くらいはして欲しいものですね。

【体験者:20代・女性会社員、回答時期:2024年4月】

※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

ltnライター:齋藤緑子
大学卒業後に同人作家や接客業、医療事務などさまざまな職業を経験。多くの人と出会う中で、なぜか面白い話が集まってくるため、それを活かすべくライターに転向。現代社会を生きる女性たちの悩みに寄り添う記事を執筆。

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