働く理由も、働かない理由も、人それぞれです。自分の価値観を押し付けて、人のことを憐れんだり見下したりするのは失礼なことですよね。今回はパートに奮闘する友人が、最近体験したユニークなエピソードを聞かせてくれました。

スーパーで見かけたママ友は

しかしある日、そんなN子を黙らせる出来事が起こりました。

その日、私は夕方のスーパーで買い物をしていたのですが、偶然N子に出くわしたのです。何気なくN子の買い物カゴに目をやると……そこには出来合いのお惣菜や冷凍食品、インスタント食品が山のように入っていて、生鮮食品は何もありませんでした。

いつもマウントを取られ続けていた私は、ついつい少し意地悪を言いたくなり、「あれ? 手作りしてるって言ってたのに野菜とか買わないんだね?」と突っ込んでしまいました。

逆に恥をかくことに!

N子は必死で「今日は特別なの! いつもはこんなもの買わないわよ」と弁解していましたが、その時N子の娘が「ママ! いつものカップ麺は買わないの? あとレトルトカレーも!」と言い放ちました。
皮肉にも、自分の娘の言葉で、普段どんな食生活をしているのかバレてしまったのです。

どんな食事をするかはその家庭の自由ですが、さすがにN子も恥ずかしかったのか、マウントを取る余裕もなく、そそくさと立ち去っていきました。

【体験者:30代・女性主婦、回答時期:2024年1月】

※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

ltnライター:藍沢ゆきの
元OL。出産を機に、育休取得の難しさやワーキングマザーの生き辛さに疑問を持ち、問題提起したいとライターに転身。以来恋愛や人間関係に関するコラムをこれまでに1000本以上執筆するフリーライター。日々フィールドワークやリモートインタビューで女性の人生に関する喜怒哀楽を取材。記事にしている。

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