結婚したのに青春時代の恋が忘れられず、日常でも若い頃の「胸キュン」を求めている人はいませんか? 今回は筆者の友人が、過去の恋愛から抜け出せず執着し続けた女性のエピソードを教えてくれました。

子どもに元彼の名前をつける執着ぶり

元彼が忘れられなかったA子は、なんと長男に元彼の名前をつけました。

しかも、漢字も読み方も全く同じ! 丸パクリもいいところです。

笑顔で長男を呼ぶたびに、心の中で元彼を想像している母親なんて、考えただけでも身震いしてしまいます。

その後、次男と長女も生まれ5人家族になったA子。

夫の提案で「家族も増えたし、みんなでたくさん遊びに行きたいからワンボックスカーに替えよう」と、軽自動車から買い替えたのですが……。

なんと新車のナンバーを、A子はこっそり元彼の誕生日にしました。

新車に乗るたびに、元彼との妄想に浸るA子。

ここまで元彼依存が強い妻を持ったご主人が気の毒でたまりません。

夫の転勤で状況が一変する

それから数年後、夫がたまたまA子の地元へ転勤になりました。

夫は「A子も実家の近くだと子育てしやすいだろう」ととても喜んでいたのですが、

A子の内心はそれどころじゃありません。

「高校の同級生に会ったらどうしよう」と嫌な想像ばかりしていました。

引っ越し後、A子が一番恐れていた現実が……。

ついに、彼女の元彼依存がバレる時がきます。

同級生に元彼依存がバレた!

長男の小学校の入学式。

式の後、高校の時に同じクラスだったH美に声をかけられました。

もちろん彼女は、A子と元彼のことも知っています。

H美から「子どもたち同じクラスだね〜よろしく。息子くんの名前なんだっけ?」と聞かれたとき、A子は「いや〜」とはぐらかそうとしました。

すると隣にいた息子が「〇〇です」と答えた瞬間、 H美もピンときたのでしょう。

「えっ? そうなんだ……」と完全に顔が引きつりました。

A子は変な汗が止まらず、その後の会話も上の空でした。

それから小学校で H美に会っても、彼女はいつもよそよそしい態度で昔のような仲には戻れませんでした。

誰もが少なからず、過去の恋愛に未練を持っている部分はあるかもしれませんが、

依存や執着になる前に、新しい人生を歩みはじめましょう。

【体験者:30代・女性主婦、回答時期:2023年8月】

※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

ltnライター:広田あや子
教育関係のキャリアを経て、ライターに転身。実体験に基づく記事は、「真実は小説より奇なり」を痛感し、体験者へのヒアリングを通じての執筆に特化。プレママ・ママを対象としたサイトを中心に執筆し、特に義実家トラブルネタを得意とする。

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