母子ともに命がけなのが妊娠出産です。
身ごもった身としては理解を示して欲しいところですが、中にはあまり理解のない夫もいるかもしれません。これは夫の無理難題で妊娠中に危険な目にあった、筆者の友人の体験談です。

安静の意味がわかっていなかった

病院で担当医の顔を見たら、切迫早産の不安と夫のこれまでの言動のストレスに、涙が止まらなくなってしまいました。

そんな私の様子を見て担当医が「ひとこと言ってあげるから夫を呼びなさい!」とひとこと。

「安静というのはトイレとご飯の時以外は横になっていなさいということ。家事などできるはずもない。奥さんと子どもの命が大切じゃないの!?」
と夫はきつくお灸をすえられました。

最初にもっときちんと説明しておけばよかったのですが、夫は安静とは「家事はしても良く、それ以外の時間は横になって休むもの」と思っていたようです。

それからは私が家事をせずに横になっていることに理解を示してくれ、夫が積極的に家事を手伝ってくれました。

私は切迫早産の危険を乗り越え、無事に正産期の39週で出産することができました。

生まれた子どもはスクスクと成長しています。 

あの時夫にビシッと注意してくれた担当医には、今でも心から感謝しています。

【体験者:30代・専業主婦、回答時期:2024年8月】

※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

Itnライター:K.Sakura
セラピスト・販売員・介護士の職を通じて常に人と関わる職務経験から得た情報を記事化するブロガーを志す。15年ほど専業主婦兼ブロガーとして活動するも、モラハラな夫からから逃げるために50代にして独立。母としては、発達障害のある子どもの育児に奮闘。自分の経験が同じような状況に悩む人の励みになって欲しいと思い、専門ライターに転身。アラフィフでも人生やり直しができることを実感。

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