夏休み。学校や仕事から解放され、明るい日差しや海、花火などで心が弾みがちな時期ですよね。
楽しいイベントを計画している方も多いのでは。
しかし、観光地ではこの時期ならではの迷惑客に頭を悩ませることも……。
ある日、知人のA子が夫と幼い子ども2人で海へ行く途中、迷惑行為をする若者に遭遇しました。
今回は、筆者の知人A子から聞いたお話を紹介します。

注意と対応

「え! いいの?」とその行動に驚きながら子どもと一緒に見ていました。すると、仲間の女性陣がその男性陣に対して「ダメでしょ、それ」と注意しました。

しかし、男性陣は全く聞き入れようとせずに「大量に買い物したんだからいいでしょ!」と楽しそうにどんどん氷を詰め込んだのです。

そのとき、近くにいた店員が「氷は1グループにつき2袋まで」という注意書きを指差し「他のお客様も利用しますので、よろしくお願いしますね」と注意しました。男性陣は決まりが悪そうに「すみません」と謝っていました。

楽しむのは大いに結構だけど……

氷は通常、買い物客が食品を保冷するために提供されているものなので、持ち帰りには制限があることが一般的です。

若者たちは、楽しいイベントの前に心が躍り過ぎたせいか羽目を外してしまいそうになったのでしょう。

ただ女性陣は、男性陣に対してきちんと注意していましたし、男性陣も素直に謝っていました。
ちゃんと反省した姿を見せてくれた若者に対して、A子と一緒に見ていた子どもたちは「お兄ちゃんたち、ちゃんとお店の人に謝ってたね」と話していました。

楽しむことは大いに結構ですが、公共の場では自分たちだけでなく、他の人々のことも考えることが大切。悪気はなかったのでしょうが、周りの人たちに迷惑をかけない程度に、楽しい夏の思い出を作ってほしいものです。

【体験者:30代・女性パート、回答時期:2024年7月】

※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

ltnライター:Yumeko.N
元大学職員のコラムニスト。専業主婦として家事と子育てに奮闘。その傍ら、ママ友や同僚からの聞き取り・紹介を中心にインタビューを行う。特に子育てに関する記事、教育機関での経験を通じた子供の成長に関わる親子・家庭環境のテーマを得意とし、同ジャンルのフィールドワークを通じて記事を執筆。

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