離婚は本人たちだけではなく、周囲にも多かれ少なかれ影響を及ぼすものです。子どもがいる場合は特に、環境の変化によるストレスなどに注意してあげる必要がありますよね。今回は、離婚後に反省したエピソードを筆者の友人が聞かせてくれました。

落書き帳に書かれていたのは?

しかしある夜、息子が寝た後に何気なく息子の落書き帳をめくると、そこには夫の絵がたくさん描かれていたのです。
私は、「ああ、やっぱり……」と思いました。

そして翌朝。
改めて息子と向き合い、「本当のことを言っていいんだよ」と優しく諭すと、息子は泣きながらやっと「僕、本当は……パパに会いたい」「でも、言ったらママが悲しむと思って」と本心を教えてくれたのです。

息子の本音に猛省──!

不自由をさせたくないと思っていたのに、まさか5歳の子にそんな気を遣わせてしまうなんて……と私は猛省!

「悲しまないよ」「それよりもあなたが我慢するのが悲しい」「パパがあなたのパパっていうことは変わらないから、会っていいんだよ。むしろ会ってほしいよ」と話すと、やっと息子の心もほどけたようです。
今では楽しそうに夫との面会に出掛けていきます。

まとめ

息子の本音を聞くことができて胸を撫で下ろすとともに、改めて離婚が子どもにもたらす影響を深く考えるきっかけになった出来事でした。
息子の様子は夫とも共有し、夫婦関係は解消しても父母としてはこれからも一緒に見守っていこうと再確認。

もちろん我が家の場合の一例で、離婚には本当に様々な事情があるものです。それぞれの形で幸せを見つけられるのが一番ですよね。

【体験者:30代・女性会社員、回答時期:2024年5月】

※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

ltnライター:藍沢ゆきの
元OL。出産を機に、育休取得の難しさやワーキングマザーの生き辛さに疑問を持ち、問題提起したいとライターに転身。以来恋愛や人間関係に関するコラムをこれまでに1000本以上執筆するフリーライター。日々フィールドワークやリモートインタビューで女性の人生に関する喜怒哀楽を取材。記事にしている。

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