自分の気に入らないことがあれば誰彼構わずに当たり散らす。そんな人は周囲の人を疲れさせてしまうだけです。筆者の友人・T美の義母も正にそんな人。ひ孫の誕生という喜ぶべきことをきっかけに、T美は義母との付き合いをしなくなったのですが……。

今まで義姉にべったりだった義母は、急に自分たちの老後が心配になり「何かあったら、あんたのところで面倒みてくれるのよね?」と言って来ました。
夫が私の気持ちを改めて伝えると「老後はあんたのところと同居して、面倒見てもらうつもりだったのに!」と言ったため「T美(私)の気持ちを考えたら、同居はできないと思う。」と言うと、「そんなこと水に流せばいいじゃない!」と怒ったと言うのです。

老後

その様子を見ていた夫もあまりの自分勝手さに呆れて「母さんたちはお金もあるんだから、自分たちで何とかするしかないんじゃない?」と伝えて、帰ってきました。

おそらく義母は義姉たちに面倒をみてもらうつもりだったのに、引っ越してしまうことで計画がとん挫。急に矛先を変えて、我が家に世話になろうとしていたのでしょう。

自分の気分のままに周囲の人を傷つけてきた義母のことを、私は許すつもりはありません。
水に流せるのは加害者だけ。
老後が心配なのはわかりますが、被害者が水に流せることはないと、義母には知って欲しいものです。

【体験者:50代・筆者、回答時期:2024年7月】

※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

ltnライター:RIE.K
国文学科を卒業し、教員免許を取得後はOLをしていたが、自営業の父親の病気をきっかけにトラック運転手に転職。仕事柄多くの「ちょっと訳あり」な人の人生談に触れる。その後、結婚・出産・離婚。介護士として働く。さらにシングルマザーとして子供を養うために、ファーストフード店・ショットバー・弁当屋・レストラン・塾講師・コールセンターなど、さまざまなパート・アルバイトの経験あり。多彩な人生経験から、あらゆる土地、職場で経験したビックリ&おもしろエピソードが多くあり、これまでの友人や知人、さらにその知り合いなどの声を集め、コラムにする専業ライターに至る。

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