義父が生きていた頃は、元気だった義母。しかし、義父が亡くなり一人暮らしになったとたん、認知症が進行。義母を心配に思った私と夫は、ある決断をします。しかし、それに言いがかりをつける人物がいたのです。今回は筆者の実体験をご紹介します。

叔母が義母のもとへ訪れると

その後、叔母は義母と接触するため、老人ホームへ向かいました。当時はコロナ禍で、面会は基本的に禁止されていたのに迷惑な話です。

「お姉さん!」と義母に声を掛けた叔母。しかし、返ってきた言葉はあまりにも冷たいものでした。

「おや、あんたは誰だい?」

義母の認知症はみるみるうちに進み、自分の妹である叔母のことをすっかり忘れてしまっていました。本当に心配していたのかもしれませんが、忘れられては当てにできないと叔母は感じたのか、その後私たちに口出ししてくることはなくなりました。

【体験者:30代・女性主婦、回答時期:2024年7月】

※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

ltnライター:花澤ひかる
主婦ライター。ママ友たちからの悩みを聞くうちに、この声を世に届けたいと、ブログなどで活動を開始し、現在はltnライターに転身。主婦目線を大事に、ママ世代へのフィールドワークと取材を行い、そのリアルな思いをコラムにすることをライフワークにする。

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