今回は筆者の友人から職場で、いわゆる【モンスター新人】に頭を悩ませた経験談を聞きました。コネ入社で年上の新人が、全く仕事をしてくれない……心が折れそうになった時、救いの手を差し伸べてくれたのは?

再び部長から呼び出され、今度は謝罪された!? その理由とは

ある日、私が出社時刻ギリギリに出勤すると、Aさんの姿がありませんでした。Aさんは遅刻の常習犯だったので、「今日も遅刻か、昼くらいには来るかな」くらいに思っていましたが、お昼を過ぎても現れません。

そして夕方、私は突然部長に呼び出され、「Aさんのことで辛い思いをさせて申し訳なかった。」と謝られたのです。

私が(この前までAさんの肩を持っていた部長が謝ってくるなんて。何が起こっているの?)と思っていると、部長から経緯を聞かされました。

どうやら同じ部署の同僚たちが、疲弊した私の様子を見かねて、結託して動いてくれたようです。他の同僚たちに迷惑をかけたくなかった私は、周りから心配されても「大丈夫だから」と平気なフリをしていました。

みんなはこっそりAさんの日々の言動を録音したり、メモしたりして、「パワハラをしているのは〇〇さん(私)ではなくAさんの方だ! こんなことで〇〇さんが辞めたら困る!」と上司に申し出てくれたそうです。

おかげでAさんは、他人と関わらず黙々と雑務をこなす部署に配置換えとなり、うちの部署には平穏が戻ってきました。Aさんなりに一生懸命取り組んでいたのかもしれませんが、同僚たちに、心から感謝した出来事でした。

【体験者:30代・女性会社員、回答時期:2024年7月】

※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

ltnライター:Hinano.N
不動産・金融関係のキャリアから、同ジャンルにまつわるエピソードを取材し、執筆するコラムニストに転身。特に様々な背景を持ち、金融投資をする女性の取材を得意としており、またその分野の女性の美容意識にも関心を持ち、日々インタビューを重ね、記事を執筆中。


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