あんなに素直だった子がなぜ? と思ってしまうほど親を無視したり攻撃的になるのが反抗期。
子どもの変化に戸惑い寂しい思いをする方も多いのではないでしょうか。
これは筆者が体験した子どもの反抗期エピソードです。

いつの間にか大人に

息子が高校2年生の冬に、私の実家のある街に大雪が降りました。
高齢者の親には太刀打ちできない大雪だったので、私が雪かきに行くことにしました。

男手が欲しかったので断られるのを覚悟で息子に「一緒に雪かきに行ってくれないか」と声をかけて
みたら、あっさり「いいよ」と承諾してくれました。

かつて数メートル離れて歩いた道を2人並んで歩き、電車では私の隣に座り実家に向かいました。

実家に着くと息子は黙々と雪かきをし、帰り道のスーパーに一緒に寄り買い物をし、何も言わずに自分から荷物を持ってくれました。

みんな通る道

雪かきの出来事のころを境に、息子は私が話しかけたときに嫌な顔をすることもなくなり、外出も一緒にするようになり、私に対して優しく接してくれるようになりました。
「反抗期は誰もがみんな通る道、それを過ぎれば大人になる」息子の振る舞いを見て感じています。

お子さんの反抗期に頭を悩ませているお母さん、
いつかそんなときもあったと懐かしい思い出になる日がきますよ。

【体験者:50代・筆者、回答時期:2024年7月】

※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

Itnライター:K.Sakura
セラピスト・販売員・介護士の職を通じて常に人と関わる職務経験から得た情報を記事化するブロガーを志す。15年ほど専業主婦兼ブロガーとして活動するも、モラハラな夫からから逃げるために50代にして独立。母としては、発達障害のある子どもの育児に奮闘。自分の経験が同じような状況に悩む人の励みになって欲しいと思い、専門ライターに転身。アラフィフでも人生やり直しができることを実感。


コメントを読む・書く

This article is a sponsored article by
''.