私たちの体は常にサインを出してくれています。
サインに気づき自分の体を大切にできるかどうかで、人生が変わってしまうこともあるのです。
これは体からのサインを無視してしまったために大変な思いをした筆者の体験談です。
画像: あの時「自分をもっと大切にしていれば」楽しい仕事のはずが【うつ病】になった私が後悔していること

やりがいのある仕事

当時私は介護施設で働いていました。

おじいちゃんっ子だった私は、高齢者の皆さんと触れ合う介護職は天職ではないかと感じるくらい、仕事にやりがいを感じていました。

「仕事に行くのが楽しい」
なんて感情は今までしてきた他の仕事では味わったことがありませんでしたが、介護の仕事には楽しさと充実感を感じていました。

介護現場は人手不足

どこの介護現場でも人手不足と言われていますが、私の職場も人手不足に悩まされていました。

やがて人手不足のしわ寄せが、勤務年数の長い私のところへ来るようになったのです。
休憩時間もとれないうえに、早出サービス残業は当たり前。

私よりも後に入ったスタッフに残業させないために、他のスタッフのやり残した仕事もしなければならず……。

さすがに疲れが溜まり、上司にスタッフの補充をお願いしても
「これ以上スタッフを雇う余裕はない!」
と一蹴されるだけ。

過酷な勤務体制であっても、施設の高齢者のみなさんのために頑張るしかありませんでした。

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