誰だって、好き好んで嫁姑バトルをしたいわけではありません。
出来る事なら、仲良く穏便にすませたいものですが……。
今回は姑の立場にあたる、筆者の知人A子さんからお話を聞きました。

私は絶対に優しい姑になるんだ!!

そんなA子さんは、夫と結婚した時、姑が厳しくて苦労しました。
そのため、A子さん自身は「嫌な姑」にならないよう、細心の注意を払って接していたのです。

慣れない育児は大変だろうから、週一でお惣菜を渡しに行きました。
息子はともかく、嫁は産後の身体に栄養を取り入れなければいけません。
好みをしっかり把握したうえで、野菜もふんだんに使った栄養満点なメニューを心掛けました。

そして週末は我が家へ来てもらい、A子さん達が孫の面倒を見ていました。
その間、嫁にはゆっくり過ごしてもらっていたのです。
嫁も「いつもありがとうございます」なんて言うので、順調だと思っていました。

ところが3か月が過ぎた頃、息子から「もうそっとしてほしい」と言われたのです。
一体どうして!?

ありがた迷惑だったってこと? どうしても解せない……

嫁曰く、週一でもお惣菜は要らない。
食べきれないしこちらも料理の都合がある、とのことでした。さらに、

「毎週毎週どうして呼び出すのか? 家族3人水入らずで過ごす時間が減るし、そもそも義実家で1人休めるわけがない!」

と、嫁のストレスが限界に達してしまったとのことだったのです。

それから息子夫婦とは、微妙に距離を感じています。
近所に住んでいるのに、会えるのはお盆と年末のみ。
産後のホルモンバランスでイライラしていたのかもしれませんが、本当に良かれと思ってやっていたのに……と、未だにモヤモヤしてしまう出来事でした。

まとめ

良かれと思っていても相手が望まないのであれば、それは要らぬお節介となります。
産後のホルモンバランスは確かに不安定になりがちですが、それだけが原因ではないのかも?
お嫁さんを気遣う気持ちはわかりますが、もう少し、お嫁さんの意見も聞いてあげたほうが良かったのかもしれませんね。

【体験者:60代・女性主婦、回答時期:2024年7月】

※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

ltnライター:Yuki.K
飲み歩きが趣味の元キャバ嬢。そのキャリアで培った人間観察力でコラムを執筆中。すっと人の懐に入ることができる天然人たらしが武器。そのせいか、人から重い話を打ち明けられやすい。キャバクラ勤務後は、医療従事者として活躍していたが出産を機に退職。現在はこれまでの経験で得た人間関係を取材に生かし、主に女性の人生の機微を記事にするママライター。


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