＜ママ友怪談＞悩み相談するたびに、他のママ友が離れていく。笑顔の裏に【隠された本性】にゾッ

訳もわからず落ち込んでいると、ある日、とあるママから「噂で聞いたんだけど、あなたの娘ちゃんが人見知りなのって、あなたが娘ちゃんに『特定の友達としか仲良くしちゃだめ』って言っているからなの？」と聞かれました。

全く身に覚えのない私は、もちろん「そんなこと言ってない！」と否定。（娘が人見知りなのは事実だけど、友達を選ぶよう教育したことは絶対にない。誰がそんな噂を流しているんだろう）とモヤモヤしていると、数日後、今度はまた別のママから「あなた、『他のママさんたちに急に仲間外れにされてムカつくから、もう幼稚園変えたい』って言ってるって本当？」と聞かれました。

それを聞いてハッとしました。（ムカつくとか転園したいとかは言った覚えがないけど、確かに複数のママ友に避けられて悩んでいたのは事実。それを知っているのは、Xさんだけ……）

そこで私は「Xさんに相談したことが、捻じ曲がって広まっている」ことに気付いたのです。

悪い噂を流し、私を孤立させたママ友の目的とは

私はすぐにXさんをカフェに呼び出し、数々の私の噂について問い詰めました。

するとXさんはいつもの笑顔で「私はあなたと2人きりで仲良くしたいのに、あなたはグループで遊びたがる。だから、悪い噂を流せばあなたが孤立して、私とだけ仲良くできると思った」と平然と言い放ったのです。

悪気はなかったのかもしれませんが、Xさんの思考回路は、私には全く理解ができませんでした。

その夜、旦那にXさんのことを相談すると「そんなに執着してくる人は危ない気がする。娘には悪いけど、何かあってからでは遅いから早急に転園しよう」と言ってくれたので、急いで手続きして転園しました。

それからXさんとは会っていませんが、今も誰かに執着して、その人が孤立するよう画策しているのでしょうか。考えただけで、ゾッとします。

【体験者：30代・女性主婦、回答時期：2024年6月】

※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

ltnライター：Hinano.N
不動産・金融関係のキャリアから、同ジャンルにまつわるエピソードを取材し、執筆するコラムニストに転身。特に様々な背景を持ち、金融投資をする女性の取材を得意としており、またその分野の女性の美容意識にも関心を持ち、日々インタビューを重ね、記事を執筆中。