子どもを授かることはとてもおめでたいこと。ですが、タイミングは神のみぞ知ることです。妊娠・出産の話題は、年齢によってシビアな問題にもなり得ます。今回は知人(35歳)から聞いた、友人との間での会話を紹介します。

私の近況

実はAちゃんにも伝えていないことなのですが、私は不妊治療の真っ最中。なかなか授かれないときには、不妊治療をしていることを人に言いたくない気持ちもわかります。

かと言って、不妊治療をしているからという理由で、子どもができたことが恥ずかしいなんて少しも思いません。

Aちゃんに「不妊治療は子どもを望む人が受けるんだし、恥ずかしいなんてことないと思うよ。それに双子だから不妊治療って言うのも決めつけに過ぎないよ。単にBさんがあんまり自分のことを話す子じゃないだけじゃないの?」と伝えましたが、それでもAちゃんは「でも自然にできたほうがいいでしょ?」と。

普段は面倒見がよく、愛嬌のあるAちゃんが、そんな偏見まみれの考えを持っているとは思わず、驚愕しました。そして、そんな風にうわさをする人がいるから、不妊治療をしていることを世間に話したくなくなるんだよな……と感じました。

まとめ

以上が私の知人が体験した友人・Aちゃんとのお話です。

人にはさまざまな考え方や価値観がありますが、本人のいない場所であることないことうわさ話をするのはいただけませんね。悪気はなかったのかもしれませんが、他人を傷つけてしまわないよう、注意して話をした方がよさそうですね。

【体験者:30代・女性主婦、回答時期:2022年7月】

※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

ltnライター:Emi.A
夜の世界での接客業を経て、会社員に転身。その経験を生かして、男女の人間関係を中心にコラムを執筆。結婚と出産の際に会社員として苦労した経験を経て、働く母親世代の思いにも寄り添うべく、執筆業専門に転身。現在は、男女関係、ワーキングマザーのリアルを描くライティングを行う。


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