職場で新人教育を任され、パワハラにならないように、かつ早く仕事を覚えてもらえるように、などと色々と大変な思いをしたという人も多いのではないでしょうか。今回はそんな新人教育で思いがけない経験をした筆者の知人、Uさんから聞いたお話です。
画像: 何度説明しても「仕事も名前も覚えない」「何日も同じミスを繰り返す」→ 2週間後、新人の言い訳にあ然

新人教育を任されて

当時Uさんは40代後半。贈答品を扱う会社でパート勤務をしていました。

「Uさん、新人さんの指導係ね!」
Uさんはパートの中でもベテランの部類だったため、娘ほど年の離れた女子大生バイトの指導係をすることに。

「ちゃんと教えられるかな……とりあえずよろしく!」
今まで指導係を担当したことがなかったため、不安に思いつつも引き受けたUさん。

「これはね、こうやって処理して」
新人バイトの女子大生はちゃんとメモをとりながらUさんの話を聞いてくれたため、Uさんはひと安心。

それからその女子大生がシフトに入るたびに少しずつ仕事を教えていきました。

覚えてくれない理由は……

Uさんが新人教育を始めてから、2週間が経過しました。
「Uさん、これってどうしたらいいんでしたっけ?」
「え、昨日も教えたよね?」
Uさんが何回説明しても、新人は全く仕事を覚えてくれません。そういう子もいるんだろうな、とUさんは諦めずに根気よく指導を続けました。

「これ、〇〇さんに渡して来てね」
ある日Uさんは新人にある書類を他部署の人に渡してくれるよう頼みました。〇〇さんとは何回も仕事で顔を合わせていますし、名前も教えているため、新人でもちゃんと覚えているだろうと思ったのです。
「えっと……〇〇さんってどんな人でしたっけ?」
「お、覚えてないの!?」
念のため確認してみると、その新人は他部署の人どころか、同じ部署のスタッフの名前も覚えていない様子。


コメントを読む・書く

This article is a sponsored article by
''.