歌には力があります。悲しいとき、落ち込んでいるときに、元気を与えてくれる歌に出会ったことがある人は多いはずです。これは私が実際に体験した、史上最大に落ち込んでいたときに励ましてくれた歌のエピソード。自分の思いが整理できた素敵なフレーズをご紹介します。

そんな時、たまたまYouTubeで流れていたのが、backnumberの「ささえる人の歌」という歌だったのです。

親の気持ち

この歌は、母親が独立した我が子を思う歌詞になっています。

「愛する人が どこにいても 心から笑えますように」
「たまに疲れたら帰っておいで あなたの好きな物作って待っているから」

この歌を聴いたとき、私は思わず声をあげて泣いてしまいました。
でも、胸につかえていて苦しかった『何か』が、スッと取れたような感じになったのです。

大切なフレーズ

それから私は、自分の気持ちが暴走しそうになると、この歌を聴いています。
息子に文句を言いたいとき、嫁の悪口を言いたいとき、親不孝を嘆くとき。
息子は全く連絡を寄こさないので、どんな生活を送っているのかもわかりません。
そんな時は、このフレーズを頭の中で何度も歌って、気持ちを落ち着けようと努力しています。

親という漢字は『木の上に立って見る』と書きます。
この歌が教えてくれたように、これからも大切な息子を見守っていこうと思えるようになったきっかけは、この歌だったんだなぁと感謝しています。

※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

ltnライター:RIE.K

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