友人K子とA美は、独身時代からの友人でもあり、ママ友でもありました。何でも話せる間柄だったのですが、ある日、A美がK子に取った無神経な態度から2人の距離が離れることに。その理由とは──。何があったのかK子から話を聞きました。

デリカシーのない発言に対する怒り

S哉と離婚して3年後、K子は現在の夫と再婚しました。新しい夫と幸せな日々を過ごしているK子ですが、ある日、A美から「新しい旦那さん紹介して」と連絡が来たので、一瞬迷いはしたものの、自宅に招待することに。

しかし、その場でもA美は懲りもせず、「ねぇS哉今頃なにしてるかなぁ」と聞いてきたのです。このデリカシーのない発言に、K子は心底うんざりしました。

K子はついに我慢の限界に達し、「もうこれ以上S哉の話をするつもりはない。思い出したくもない記憶だから今後一切話題にしないで!」と一喝。この言葉にA美もようやくK子の本気度を理解し、それ以降S哉の話を持ち出すことはなくなりました。

親しき仲にも礼儀アリ

A美がS哉と仲が良かったので、気になる気持ちはわからなくもないですが、K子の気持ちを考えたら、執拗に尋ねる話題ではないはずです。

しかも、過去の嫌な思い出を何度も持ち出される苦痛は想像を絶します。A美にしてみれば、軽い思い出話のつもりで悪気はなかったのかもしれませんが、どんなに仲がよくても相手の気持ちを思いやる心がなければ、友情なんて長続きしませんよね。

※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

ltnライター:Yumeko.N

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