近所付き合いというと、面倒くさいなどのマイナスイメージを持つ人も多いでしょう。しかし、いざという時に頼りになるのは、ご近所さんかもしれません。 今回は、そんな経験をした筆者のお話です。※この記事は、過去の人気記事を再編集しています。

救いの手を差し伸べてくれた二人

車内で泣き叫ぶ子供を見て「早く助けなきゃ」と焦りが募ります。ただ、どうしていいか分かりません。そんな私を見て心配して声をかけてくれたのが、たまたま家の前を通りかかった夫婦でした。

「えっ、車に子供が!? 早くこれでご主人か警備会社に電話をしてください!」

状況を察した夫婦は、私にスマホを貸してくれたのです。すぐさま私は夫に連絡。急いで駆けつけた夫が合鍵で車のドアを開け、子供を救出しました。

自分や家族の身を守るために

その後の話で、なんと夫婦は裏の通りに住んでいることが判明。私は夫婦に「本当に助かりました。失礼ながら近くにお住まいとは知りませんでした」と頭を下げました。

すると夫婦は「最近はどこもそんなものですよ。我が家にも同じくらいの子供がいるので、よろしくお願いします」と話し、その場を後にしました。

突然のピンチを救ってくれた夫婦には、今でも感謝の気持ちでいっぱいです。現在は自分や家族の身を守るためにも、積極的にご近所さんとの交流を持つように心がけています。程よい距離感を保ちつつ、困った時には助け合えるような関係を築いていけたら理想ですね。

※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

ltnライター:花澤ひかる


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