心霊現象や怪奇現象は私にとってはテレビで見るできごと。
自分には関係ないことだと思っていました。そんな私が実際に体験した不思議な現象をご紹介します。毎年この時期が来ると思い出すのです。

重さが増していく男性

夢の中で私は現実と同じように、母と一緒にこの部屋で寝ていました。

気がつくと体の大きな年配の男性が、私の胸の上で正座をして座っているのです。
助けを呼ぼうと声を出そうとしても声は出ず、もがいてもその男性はどいてくれません。

やがて男性の重さがどんどん増していき、私は呼吸ができなくなっていきました。

二人で聞いた足音は誰のもの?

「金縛りだったのかな」「変な夢だね」

夢の話を一通り母にして、再び布団に入ろうとした時です。
玄関に向かってドスドスと誰かが走って行く足音が聞こえたのです。

二人顔を見合わせ恐る恐る玄関を見に行くと、人がいた形跡もなければ、鍵に触れた形跡もありません。

気のせいだったのかもしれませんが、その後同じ体験をすることはありませんでした。今でもあの現象が不思議でなりません。

私たちの思い込みだったのでしょうか?
それとも……。

※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

ltnライター:K.Sakura

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