大人が良かれと思って用意したものでも、子どもにとって必ずしも良いものとは限りません。むしろ大人の予想をはるかに上回っていくのが子どもというものですよね。今回は予想外の形でそれを思い知ることになったエピソードを友人が聞かせてくれました。
※この記事は、過去の人気記事を再編集しています。

案の定、着付けが終わった直後から、娘はいつもの調子で元気よく走りまわり始めました。
姑が「着物なんだから大人しく座っていなさい」と注意しても聞くわけもありません。私と夫も必死で娘を大人しくさせようとしましたが、娘は好き勝手にお菓子を食べたり、式場の庭を走り回ったりして止まりませんでした。

散々な結果に、姑は……

最終的には着物に泥がつき、それを見た姑が「大切な着物がー!!」と悲鳴をあげる事態に。
結局、娘は早々に着物を脱がされ、予定通り私が用意していたワンピースを着て結婚式に出席しました。

姑の心遣いはありがたかったのですが、何の心積もりもなく子どもに着物を着せるというのは、やっぱり大変です。姑もこの一件で、それを痛感したのではないでしょうか。

※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

ltnライター:藍沢ゆきの

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