筆者の友人K子の話です。彼女は今まで、トイレに行くたびにトイレットペーパーを三角に折ることがマナーだと信じて疑わず、必ずそうしていました。でも、ある日、職場の同僚とこの話題になったとき、驚くべき事実を知ったのです──。

三角折りの本当の意味

この話を聞いたK子は、後日ネットで調べてみました。すると、実はトイレットペーパーを三角に折るのは「トイレ掃除が終わりましたよ」というサインだという説明が多くありました。つまり、施設やお店の清掃員の人が掃除の後に折っているもので、利用者が折り直す必要はないということでした。

これを知ったK子は、自分が今まで「マナー」だと思ってやっていたことが、実はそうは考えていない人もいることに驚き、そして、ちょっと恥ずかしくなったそうです。

清掃員以外が三角折りするのはアリ?

清掃員の人以外がトイレットペーパーを三角に折ることが絶対にダメというわけではありませんが、衛生面を考えると、あまり良いことではないかもしれません。前に使った人が折るときに、トイレを済ませた後の手で折ることになり、それを次の人が触ることになりますよね。同僚の言う通り、K子も「確かにこれはちょっと嫌かも」と考えたようです。

また、トイレットペーパーの三角折りは「清掃完了☆」のサイン。利用者が折り直すと、この意味がなくなってしまいます。なので、トイレットペーパーはそのままにしておくのがいいかもしれませんね。

マナーは時と場所によって変わる

K子は同僚の言葉を聞くまでは、この事実を知る由もなかったので、「トイレットペーパーを三角折りにしてあることが、嫌だと思う人の存在を知れて良かった」と話してくれました。今まで正しいと思っていたことが、実は他の人にとっては不快だったということもあるんですね。

トイレットペーパーを三角に折る派も折らない派もかかわらず、皆で次の人のために、気持ちよくトイレを使えるよう心がけたいと思ったK子の話でした。

※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

ltnライター:Yumeko.N


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