ママの中には一部ですが、「子連れは優遇されるべき」と過度な要求をする人もいるようです。今回は、「グリーン車の席を譲れ」と子連れのママから要求されたことがある知人から聞いたエピソードをご紹介します。断っても諦めないママにうんざりしていたら、別の人物が登場! さらに混乱を引き起こしたのです。
※この記事は、過去の人気記事を再編集しています。

話を聞いていた乗客の無責任な言葉にカチン!

そのとき、このやり取りを近くで聞いていた別の人物が参戦してきました。
グリーン車に乗っていた50代くらいの女性が、A男に聞こえるようにこう言ってきたのです。
「席くらい譲ってあげたらいいのに。かわいそうだわ」と。

この無責任な発言にカチンときたA男。
かわいそうだと思うなら自分が譲れば!? とキレたA男は、「あちらの女性が譲ってくれるそうですよ。良かったですね」と、ママに告げたのです。
するとママは「ありがとうございます!」と、女性のほうに近寄っていきました。
A男の狙い通り、標的を移動させることに成功したのです。

50代くらいの女性は、「なんで自分が!?」と大慌て。「席くらい譲ってあげたらいい」と言っていたのに、「私も年だから自由席はちょっと……」とモゴモゴと言い訳をして、席の交換に応じませんでした。
A男はマダムから恨めし気な視線を送られましたが、ヘッドホンを装着してガン無視です。

ママ「日本は子連れに冷たい!」

誰も自分の要望を受け入れてくれず、ついにキレたママ。「日本は子連れの母親に冷たい!」と吐き捨てて、その場を立ち去ったそうです。

子育てしやすい環境づくりは、社会全体で取り組むべき問題です。でも、行き過ぎた要求を押し付けるのは身勝手なこと。
子育て中は大変なことも多いですが、人としてのマナーを守ることを忘れたくないですね。

※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

ltnライター:江田愉子


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