ご長寿の方が多い日本で、「介護」は必要不可欠なもの。要介護認定を受けている人は年齢と共に急増していて、80代前半で約3割、85歳以降で約6割にものぼると言われています。
そんな身内の介護を経験した、筆者の知人A子さんから聞いたお話をご紹介します。

実はその日、授業の一環で認知症の家族のビデオを見たそうです。
それは「介護する側の苦悩」をテーマにしていたもので、そこで初めて「自分の家と同じ環境」ということや、介護する母の気持ちを初めて知ったのだと言いました。
今まで自分が何もしなかったことを申し訳なく思い、「手伝う」ことなら出来るかもしれないと、行動に出てくれたのです。

その後は夫と話し合い、姑は施設へ入居することになりました。
そして息子はというと、なんと介護士の夢に向かって一生懸命勉強しています。
A子さんにとっては辛い介護でしたが、あの日をキッカケに息子の夢へと変わった出来事でした。

まとめ

周りの無関心や孤独な状況が、介護者を追い詰めることも多いようです。
そんな現状を「知る」ことで、行動を起こした息子さんは本当に素晴らしいと思います。
きっと素敵な介護士さんになれることでしょう。

※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

ltnライター:Yuki.K

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