テレビやSNSで話題と紹介されると、思わず気になってチェックしてしまう……という方はいませんか? 私もそのくちなんですが、もし自分が贔屓にしているお店が紹介されると、嬉しい反面困ったことになるかもしれません。今回は、筆者の友人から聞いた体験談をご紹介します。

後日再挑戦

周りの人にそのことを話すと、私と同じようにいつも買えていたのに買えなかったという人がいて、「もともと好きで通っていたのは地元の私たちなのに……」となんだか悔しい気持ちに。今度こそ! と再チャレンジすることにしました。

しかし、前回よりもさらに列は伸びていて、無理だと思い諦めて帰ろうとしたときにある男性が登場して事態が変わりました。

救世主登場!

その男性は手作りのプラカードを持ち、列の整理を始めました。プラカードには『おひとり様4個まで』と書かれており、一人で大量に購入しようとする客を制止して多くの人が買えるようにその場をさばいてくれていました。文句を言う客にも冷静に対応していて、見ていてスカッとしました。

私も無事に購入することができたので、お店の方に話を聞いてみると、プラカードの男性はお孫さんだそうで、私たちのような常連さんが買えない状況をなんとかしたいとお手伝いに来てくれたということでした。

この味を多くの人に知ってほしいけど、買えなくなるのも悲しいし……と複雑な気持ちになった出来事でした。

※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

ltnライター:Kato Rira


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