妊娠中は心も身体もデリケートになる人が多いですよね。一番つらいのは妊婦本人。家族はできるだけ妊婦の気持ちに寄り添ってあげたいものです。でも、世の中には無神経な夫も存在するんだとか。今回は友人のA子が妊娠中のエピソードを聞かせてくれました。

悔しくて泣きそうになる私……。すると、義母は夫の発言に激怒!
「お前の子どもを命がけで産んでくれようとしてる女性に、何なの、その言い方は!」と叱り飛ばしてくれたのです。

「息子のことなんて放っておきなさい!」

いつもは温和な義母が感情をあらわにして怒る姿に、夫も私もびっくり。

さらに義母は、「こんな息子、放っておいていいわ! うちでしばらくゆっくりしなさい。家事も何もせずゴロゴロしていていいから」と、私をそのまま義実家に連れて帰ってくれました。

実家の両親がすでに他界していた私にとって、義母の心遣いがどんなに嬉しかったか……。
義実家に滞在中、義母は毎日「可愛いA子ちゃんが泊まってくれて嬉しい」とニコニコ笑顔で接してくれて、私は一度も嫌な思いや不便な思いをすることはありませんでした。

その後、残された夫は

一方、突然1人で残された夫は苦労することに。
「俺、家事なんてできないよ!」と泣き言を言う夫に、義母は「心を入れ替えて、A子ちゃんが安心して過ごせるように自分を磨き直しなさい! いつもA子ちゃん1人にやらせてた報いよ。これを機に家事も育児も勉強しなさい!」と厳しく言い捨てました。

夫の発言に傷つけられた事実は消えませんが、この一件をきっかけに夫は心から反省し、無事に子どもが生まれた今では率先して家事育児を担ってくれています。

※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

ltnライター:藍沢ゆきの


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