これは私が保育士をしていた頃の体験談です。私が教育係を担当していた新人A子は、日焼け対策には余念がない絶対に焼かない美白命女でした。子どもが怖がろうが、子どもを待たせようが、自分の美白が何より大事だったA子の末路とは……?

まじまじと顔を見つめ言われた一言

私の顔をまじまじと見つめ、「将来、絶対先輩みたいになりたくないんで!」

そりぁ若いA子に比べ、これまでの日焼けの結果シミもしわも深く刻まれた肌ですよ。でも、保育士という仕事上、ある程度は覚悟の上です。何よりも子どもと楽しむことや子どもの安全を守ることが大切で、自分のことは二の次、と思ってこれまでやってきました。

これまで新人のA子をフォローし、保育士としての在り方を伝えてきましたが、さすがにカチンときて「保育士向いてないんじゃないの!?」と言いかけましたが、ぐっと我慢してやめておきました。

日焼けが原因で退職!?

翌年、A子は1年で退職。理由は一身上の都合ということでしたが、もしかしたら日焼けしたくないからだったのではないでしょうか。

日差しが強くなってきたこの時代、日焼け対策は必要ではありますが、何事もやりすぎはよくありませんね。

日焼けしたくない気持ちはわかりますが、保育士は仕事上、多少の日焼けは避けられません。A子が今は日焼けとは無縁の職場で頑張っていると信じたいです。

※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

ltnライター:Kumi.M


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