節約は大事なことですが、度を越えてしまうと『ケチな人』というレッテルを貼られてしまうことになります。これは筆者が実際に体験した義母のお話。節約に命を懸ける義母が起こしてしまったトラブルとは──?

義姉の怒り

この様子を見て、誰よりも怒ったのは義姉でした。

「私の知り合いのお店なのよ! ケチ臭いことして恥かかせないで!」

確かに、一般的な飲食店では持ち込みは禁止です。
それはあえて言わなくても暗黙の了解になっているし、「そんなことをする人はいないだろう」という前提の上に成り立っているルールです。

嬉しそうな顔をしていた義母は、義姉に怒られて意気消沈。
義姉はお店の人に平謝りし、「お母さん、いい年してルールもわからないの? ここはお店なの! 誰かの家に遊びに行ってるわけじゃないんだから!」と義母に激怒!
せっかくのお祝いムードが台無しになってしまいました。

その後

義母は義姉に怒られたことがよほど堪えたのか、その後はケチケチ精神をあまり発揮しなくなりました。
でも、本人はあまり納得がいっていないようで、たまに我が家へきて「何がいけなかったんだろうねぇ。」とぼやいています。

節約したい気持ちはわかりますが、過度な節約が原因となるルール違反やトラブルを巻き起こす義母には、少し大人しくしていて欲しいと思う今日この頃です。

※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

ltnライター:RIE.K

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