これは以前、筆者が初めて利用した美容室で出会った『失言を連発する美容師』のお話です。気にしている髪の悩みを笑い飛ばされ、「もう帰りたい……」と思っていると、救世主が現れて!?

お店の悲惨な状況を知って納得

突然横から、「店長! 私担当しますよ!」と若い女性のスタッフが割り込んできました。

「え。俺ヒマだからやるよ〜」とヘラヘラしている男性を強引に押しのけて、「どんなカラーが
ご希望ですか?」と優しく私に話しかける女性スタッフ。

「俺が担当だったのに」とブツブツ言いながらその場を離れていく男性を横目に、私が「あの人、店長だったんですね……」と呟くと、女性スタッフが「本当に不快な思いをさせてしまい、申し訳ございません!」と頭を下げてきました。

その女性いわく、この店はオープンしたばかりだと言うのに、店長の態度が悪いためにクレームが絶えず、何にも知らずに入社したスタッフたちも全員やめようとしているとのこと。

「ネットの口コミも最悪だから、全然お客さん来ないんです!」と言う話を聞いて、ちゃんと口コミを見て予約すればよかったと後悔。

とりあえずその日は女性スタッフが担当を代わってくれたおかげで、それ以上は嫌な思いをすることはありませんでした。

最後に

そのお店は半年後には無くなっていました。ちなみにその後、私はその女性スタッフの転職先の美容院に通うようになり、数年経った今でも、そのスタッフに担当してもらっています。

店長の話し方や態度は、コミュニケーションの一環だと思っていたのかもしれませんが、最低限のマナーは守ってもらいたいですよね。「技術やサービスがいくらよくても、基本の接客ができていないとお店は成り立たない」と感じた出来事でした。

※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

ltnライター:Hinano.N


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