「普通」とは何だと思いますか? 思うに、「普通」とは各々が自分のものさしで測ったもので、それは他の人の「普通」とは違うものなのではないでしょうか。今回は筆者の友人A子さんの体験談をご紹介します。

才能の塊だった息子。あの言葉にも感謝

そうして過ごしていると、息子は徐々に絵や工作の才能を開花させました。
さらにピアノまで器用にこなし、親ながら思わず感心してしまうほどの腕前になったのです。

学業というような勉強は難しかったのですが、他のもので才能を活かせるよう、環境も整えました。

そうして育てていくと、なんと息子はアーティストとして花を咲かせることが出来たのです。
作品が売れて世の中に認知されていき、どんどん賞賛される息子。
それはA子さん自身の育児まで褒められているようで、とても誇らしいものでした。

あの頃のママ友達とは、現在全く連絡を取っていません。
それでも、本当に皆に感謝しているのです。
フォローしてくれた皆に対してもですが、「普通じゃない」とハッキリ言ったBママ。
彼女の言葉に衝撃を受けなければ、きっとここまで息子の為に動けなかったと思うからです。

あの時は本当にショックだったし腹が立ちましたが、今となればキッカケをくれてありがとうと、心から思っています。

まとめ

発達障害にも種類や重症度は全然違いますが、それでも個性を活かして育てるというのは並大抵の努力ではないと思います。
どんな子どもでも、最愛の我が子。
自分を信じ、息子さんを信じて突き進んだA子さんには、賞賛の言葉しかありません。

※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

ltnライター:Yuki.K


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