筆者の友人Hさん夫婦には、小3から1歳になったばかりの男の子、5人の子どもがいます。夫は1年前に脱サラし、地元で整骨院を開業しました。彼は昔から頑固で、妻のH子さんが意見をしても、一度決めたことは曲げないんだとか。そんな性格が原因となり、トラブルになった話をHさんから教えてもらいました。

妻の優しい気遣いが、夫婦円満の秘訣

夫はH子さんのドスが効いた声に怯んで「あっ、ごめん」と謝ったものの「でも……」とまだ何か言いたそうにしていました。

そこでH子さんは、夫に「これ使って! 揚げたてみたいになるから!」とトースターのフライ温め機能を教えました。

そして「じゃ、私寝るから」と言い残し寝室に戻ったのです。

揚げたての揚げ物が食べたい気持ちもわかりますが、できることとできないことがありますよね。夫婦は共に支え合うのが大切ですが、それが過度の甘えになってしまう場合もあります。

そんな時はH子さんのように、自分の気持ちを押し付けるだけでなく、お互いが笑顔になる解決策を伝えられる人になりたいですね。

※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

ltnライター:広田あや子

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