はじめて社会人になったとき、自身の無力さに落ち込んだ経験をもつ人も多いのではないでしょうか? 知人から『母の愛って偉大だな』と感じさせられるエピソードを聞いたのでご紹介します。

実家からの荷物

そんなある日、実家から荷物が届きました。
開けてみるとレトルトのカレーやチョコレート、クッキーなどの食料がいっぱい入っています。それは私の好物ばかりでした。弱っていた私には、この親の優しさがグッときて、思わずウルっときました。

ダンボール箱の底の方に、何かメモのような紙が入っているのに気がつきました。手に取って見てみると、そこには
「あんたならできる! お母さんはいつでも味方やで!」というメッセージが書かれていたのです。

自分ならできる

仕事で悩んでいることは親には話していなかったのに。母親のカンなのでしょうか。このメッセージを見た瞬間、我慢できず思いっきり泣いてしまいました。

電話したら泣いているのがバレてしまうので、母親には「ありがとう」とメッセージだけ入れておきました。メモはいつでも見れるよう、冷蔵庫に貼りました。

それから、無駄に自分を責めることはなくなり、ひたすら仕事を頑張りました。そしてある日、キラキラして見えた先輩と同じ仕事を、当たり前のようにしている自分に気がつきました。

今でもそのメモは大事にとっています。メモを見ると、「自分なんて」とは思わず「自分ならできる」と、頑張れるようになったのは母のおかげです。

まとめ

自信を失っているときの、母親のこの言葉は何よりも励みになりますね。『自分ならできる』という気持ちさえあれば、きっとどんな困難も乗り越えられる力になってくれる気がします。

※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

ltnライター:橘るい

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