いつもニコニコしていて、怒ったところを見たことがない、という人がいますよね。知人の祖母はまさにそういう人だったそうなのですが、その祖母が怒りをあらわにしたことがあり──? 今回はそんな知人から聞いたエピソードをご紹介します。

おばあちゃんは、新居に引っ越しをしたとき、ほとんどの家具は自分たちでそろえたんだそう。自分たちで選んで、気に入った家具をそろえるのは楽しくてしかたなかったそうです。
だけどそんなとき、姑が勝手にタンスを買ってきたというのです。

おばあちゃんの怖い一面

そのタンスは趣味じゃないし、他の家具とも合わないので欲しくなかったというおばあちゃん。だけど時代的なこともあり、断ることはできなかったそうです。

このタンスのおかげで、楽しかった気分が一気に下がってしまいました。

さらに姑からダメ押し発言が。
姑「私が買ってあげたこと、忘れないでね」

頼んでもないし、むしろ欲しくないのに、恩を押し付けられたようでとても不快だったそうです。

おばあちゃんは「今でも思い出すと腹が立つ。絶対に許さない。」と言っていました。このときのおばあちゃんの顔は、見たこともないほどめちゃくちゃ怖かったです。

嫁姑問題は根深い

あんなに優しいおばあちゃんがこんなに腹を立てるなんて。というのにも驚きましたが、この話は60年以上前の話なのです。

それにもかかわらず、いまだこんなに冷めない怒りに、「嫁姑のトラブルって相当根深いんだな」と思いました。

まとめ

60年以上経っても消えない、というのは相当なものですね。嫁姑という関係と言えど、良かれと思ってしてくれたことかもしれませんが、一方的に押し付けられるのは誰でも嫌なものです。家族だからこそお互いを理解しようと努めていきたいですね。

※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

ltnライター:橘るい

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