自分が思い悩んでいるときに、意外な人物からのアドバイスに救われることもありますよね。特に年長者は人生経験を多く積んでいるので、とてもためになる意見を聞かせてくれるでしょう。今回は筆者が実際に姑からアドバイスをもらったときのお話です。
画像: 職場の人間関係が原因でうつ病に。すると、姑が「人間っていうのはね──」思わぬ一言に救われた、、、

職場の人間関係で悩み……

当時私は金融関係の会社で、事務員として働いていました。その会社は営業マンの数に比べて事務員の数が少なく、毎日仕事をこなすのが精いっぱい。

そのうえどういうわけかベテランの女性社員に嫌われており、ささいなことで叱られたり、突然無視をされたりと、心労の多い毎日を送っていました。

「そんなに仕事ができないなら、もうやめちゃえば?」
ある日ベテラン女性社員にそう言われたのがきっかけで、とうとううつ病を発症してしまいました。

「休職します」
私は上司に診断書を出して、まずは1か月間休職することになりました。

姑にランチに誘われて

休職すると周りの同僚や家族に伝え、数日間は家の中でじっとして過ごしていました。

幸い結婚したばかりの夫はうつ病に理解があり、「今後のことはゆっくり休んでから考えたらいいよ」と言ってくれていました。

久しぶりに何もない日々を過ごしていたある時、私は夫の母親、つまりお姑さんから連絡をもらったのでした。
「気晴らしにランチに行かない?」
まだ結婚したばかりだったため、お姑さんと2人で出かけたことはありません。しかしせっかくのお誘いだったので、行ってみることにしました。

姑からのアドバイス

「おいしい?」
「はい、とっても」
お姑さんがランチの予約をしてくれたのは、個室でゆったりと食事ができる和食屋さん。そこで他愛のない話をしながら食事をして、食後のお茶を飲んでいる時でした。

コメントを読む・書く

This article is a sponsored article by
''.