物価高騰の波が押し寄せる現代、多くの人が家計のやりくりに頭を悩ませ、日々の節約に励んでいることでしょう。しかし、一口に節約と言っても、その方法は人それぞれ。良かれと思ってやっていることが、実は逆効果になっているケースも少なくありません。今回は私の友人A子さんから聞いた、安いものを求めてスーパーをハシゴする姑の話を紹介します。

夫が説得にかかる

自分の父親から事情を聞いたA子の夫は、母親の考えを改めさせようとしました。「もう年金暮らしなんだし、2人で稼いでいた時代とは違う。年も年だし、期限が切れる前に食べきれる分だけ買う方がいい」と息子に言われてしまった姑。さらに夫は、「スーパーに行くまでのガソリン代のことを考えたことある?」と姑に問いましたが、姑は全くガソリン代のことなど頭になかった様子。スーパーで安いものを買ってもガソリン代でチャラ、期限切れで結局破棄したことなどを考えると、それほど節約になっていなかったことが分かり、ようやく反省した姑でした。

スーパーをハシゴすることで数量限定品や特売品をゲットできたら、なんとなく達成感はありますよね。しかし、本当に大切なのは、その行動が長期的な家計の健全さに繋がっているかどうかを見極めること。自分に合った無理のない方法を見つけることが、賢い節約への第一歩と言えるでしょう。大切な食料を無駄にすることなく、美味しく食べきる。それが、心豊かな節約生活へと繋がるはずです。

※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

ltnライター:ichika.K

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