先日、知人は電車で知らない人からジーっと見つめられ続けたそうです。なんだか怖いですよね。ですが、その見つめられていた理由は意外なものでした。今回はそんな知人から聞いたエピソードをご紹介します。

ごめんなさい!!

「はい……」と怯えながら返事をすると、女性が「これ、あなたのではないですか?」と何かを差し出しました。

それは私の定期券でした。

「あなたの足元に落ちているのに気がついたのですが、もし違ったらと思うと声をかけるタイミングを逃してしまって」

どうやら、私の落としていた定期券が気になり、声をかけようか悩んでいた結果、ジッと私を見ていたそうです。

不気味だと思い込んでしまっていたこの方は、実はただただ親切な人でした。それを知って、『私はなんて失礼なことを思っていたのだ』ととても申し訳ない気持ちになりました。

まとめ

一度「不気味」と感じてしまうと、なかなか「もしかしたら親切な人かも」なんて想像するのは難しいですよね。ですが、思い込みの中にはこのような誤解もあるかもしれない、ということだけでも心にとめておきたいものです。

※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

ltnライター:橘るい

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