姑から嫌味を言われてしまう嫁。一方的に攻撃されてばかりでは面白くありませんよね。 今回は筆者の友人から聞いた体験談です。なかなか子供に恵まれない友人は、姑のある言葉にショックを受けます。そこで彼女が姑に明かした真実とは!?

原因は〇〇です

衝撃の事実に一瞬ポカンとした姑。しかし、その直後にこう呟いたのでした。

「子供を授かれないなんて、使えない嫁だこと」

この姑の発言に私は黙っていられませんでした。真実を伝えなければと思ったのです。

「少し言いにくいのですが……。実は、〇〇さん(夫)に問題があるんです」

「そんな訳ないじゃない! 適当な言い訳をするんじゃないよ!」

私の告白に激昂する姑に、私は1枚の紙を見せました。

「本当です。これを見てください」

夫の精液検査の結果、精子の運動率が低く、精子無力症だということが分かったのです。

「これ以上、子供についてあれこれ言うのは、〇〇さんがかわいそうなのでやめてください」

私が姑にそう言うと、姑の顔は真っ青に。そして、何も言えなくなってしまいました。

姑に伝えて良かった

正直、デリケートな話だったので、姑に夫のことを話したくはありませんでした。

ただ、そうでもしないと、この先も姑に「子供ができないのは嫁のせいだ」と言われ続ける気がして辛かったのです。

思い悩んでいた私に「母さんに何か言われたら、不妊治療していることや俺のせいだってことも、全部伝えていいから」と言ってくれた夫。彼にはとても感謝しています。

孫の顔を見たい気持ちもわかりますが、これからは姑を気にすることなく、私たち夫婦のペースで治療に臨んでいきたいと思います。

※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

ltnライター:花澤ひかる

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