これは筆者が友人から聞いた、「両親の熟年離婚」のお話です。家族よりもお金を優先していたケチな父親が、その大事な貯金を激減させてしまった理由とは?

母と離婚した直後に、用事があって銀行にいった際、行員に投資信託を勧められて、よく理解もしないまま貯金を全額投資してしまったそうです。貯金だけで老後の資金が賄えるか、不安だったのでしょう。

しかしその後、世界的なパンデミックで投資信託の価値は暴落。投資経験のない父はパニックになってしまい、半分まで下がったところで売却して現金に戻してしまったというわけです。

家族より何よりお金を大事にしていた父のことを考えると落ち込んでいる父の姿は容易に想像できました。しかし辛かった子供時代や母のこともあるので、正直「因果応報」だとも感じます。

最後に

確かにお金は大切ですが、家族をないがしろにしてまで切りつめる必要はないのでは、と個人的には思います。計画的にお金を貯めつつ、大事な人のためにたまに贅沢するのも良いのではないでしょうか。

※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

ltnライター:Hinano.N


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